【ポジティブな時にしか決断をしないわけ】
人生うまくいく事はほとんどありません。
「よい結果が出るだろうな~」 と想定していても、
フタをあけてみたら今回もまた「なんでこうなるんだよ!」
と思うケースがよくあります。
めんどうなことは多く見られます。
しかしトラブルという言葉づかいはあまり良いイメージを持てません。
トラブルという言葉づかいをいつだって「成長の機会」という言葉づかいに置き換えるように意識しています。
あくまで意識しているだけであって 100%確実に出来ているというものではありません。
なるべく、そう思い込むようにしています。
よくバイブルなどで 「神は乗り越えられる人だけにしかチャレンジは与えない」
などと書いてありますが、神の位置づけは解りませんがそう思うようにチャレンジはしています。
そして現実に過去を想い返して見ると考えられないトラブル
を持ちこたえた時に桁違いな前進があった事は確かです。
「トラブルは発展の機会」 しかしそう思い込もうとしても、
やすやすとはできるものではないです。
無意識にネガティブになったりとか失敗を考えてしまったりします。
『視点を変える』
そんな時にひとひねりしているコツが少しばかりあります。 1つは『視点を変える』ことがあります。
例えば、上司に難しい仕事をいきなり言いつけられたとします。
とっさに 「この人、私に恨みでもあるのか?」 と考えていたら、
やっている仕事も面白くないし恨みばかりがつのっていきます。
しかしちょっとだけ視点を置き換えて
「成長の機会なのでは?」「もしや私を育てようと考えているのでは?」
と感じるだけで、気持ちが簡単に楽になります。
社会で働いている以上は、ある程度上からの仕事をこなすことが大切です。
どうせやるならポジティブなイメージでおこなった方が望ましいと思います。
全部の物事にはプラス面とマイナス面が在り得ます。
冷たい水を朝に飲む事は腸内洗浄や血液にとって
素晴らしいことですが逆に体を冷やすというデメリットもあります。
すべてにはプラス面とマイナス面があるのだったら良い面を見た方が得だと感じます。
『決断のタイミングを変える』
もう1つは『決断のタイミングを変える』事です。
先日、家族の一人が理不尽な理由で解雇されるという
トラブル(成長のチャンス)が訪れました。
聞いた瞬間、ぶち切れました。
頭の中には「怒り」「諦め」「悲しみ」という単語しか生まれませんでした。
しかし、 教わった大事な事をふと思い出しました。
『ポジティブな時だけしか決断をしない』
どう考えてもその時はネガティブだったので
さしあたって車に乗って近くの海に水平線を見に行きました。
(なぜか水平線を見ると癒されます)
そして、心が落ち着くまでふと考えました。
解雇するという事は、会社や家族の対応に何か
不満や不安があるのかもしれない。
家族には学びが必要だったのかもしれない。
私の普段の家族に対する対応に問題があったのかもしれない。
家族にプラスな側面は無いだろうか?
この問題に望ましい側面はないだろうか? … 自らに良い質問を投げかけてみました。
すると、意外と良い回答が得られました。
まずは自分の教育方法の問題でした。
私は段取りをしたら投げっぱなしなところがあり「あとはお前の責任だから任せた」が癖でした。
これで力を発揮する家族もいるのですが逆に「厳しい」「不安」と感じる人もいる事に気付きました。
そこで家族同士できちんと向き合うという方法を思いつきました。
自分が時間の取れる限りは家族と一緒に過ごしお互いの思いを話し合う。
最初はおかしな空気が流れましたがしだいにお互いが
お互いを思いやれる良い家族になってきました。
その理由は自分の意見を押し通すのではなく「まず受け入れる」を
家族にシェアしたところ互いに意見をいう事ができました。
そして一人一人の意見を家族で解決しあえるようになりました。
ネガティブな時には出て来なかったアイデアが水平線の前でポジティブになった
瞬間から良いアイデアが出てきました。
『ポジティブな時にしか自分の決断をしない』
この考え方のおかげで今回のトラブルは家族の為のチャンスに変える事ができました。