簡単にできて感情をより良くするたった三つの習慣
私たち人間は感情を行動にします。
感じたことを行動で表すのです。
毎日感じている感情によって楽しい毎日を送ることができるのか、はたまた辛いと感じ毎日を過ごすことになるのか...
例えば、嬉しいな!楽しい!って感じると自然とニコニコと挨拶したり、相手に対し感謝の気持ちがあふれついついサービスしたり。
逆にイライラ・ムカムカしてしまうと相手に対し強引な態度になったり、ムスッとして周囲に気を使わせてしまったりもします。
こんな感じで、わたし達は思ったことを行動にあらわしてしまうモノなんですね。
だから、思考は現実化するとか言われているのかもしれません。
そして、その思いは何から生まれるのかというと 根本的に感情からうまれるんです。
だから、感情をコントロールするといった自分の感情をペンチでグリグリするような表現が出てくるのだと感じています。
確かにコントロールできるのは自分の感情ではあるんですけど、なんとなく抑圧的な表現なので自分で感じたい感情をできる限り感じやすくするために感情をデザインするといった表現方法だとしっくりくるかもしれませんね。
目次
1.感情が毎日の暮らしに影響を与える
1-1感情を良くすることで自分の力が最大になる
感情を良くすることで私たちのパフォーマンスは最大限に発揮することができます。
パフォーマンスすなわち自分が持っている力をよりよく表現することができるのが
感情なのです。
では、ポジティブな感情とネガティブな感情ではどちらがパフォーマンスを発揮できるでしょうか!?
そうですよね!!
嬉しい・楽しい・幸せ・ワクワクといった感情のほうがより力が湧き出てくるかと思います。
中には、寂しい・辛い・怒り・悲しみのほうが力が出やすいといった方もいるかと思いますがハッキリ言ってこれは長続きしません。
人間は、ネガティブな感情は長く持続することが苦手だからです。
だからこそ毎日ポジティブな感情を感じれる幸福体質になりましょう。
幸福体質になり感情をデザインできるようになると、自分が望んだ未来が手に入れやすくなると思います。
1-2ポジティブ思考では感情は良くならない
幸せにならなければいけない、前向きに考えなければいけない、自分はネガティブを感じてはいけない!!
このような思考になっていませんでしょうか!?
一件前向きにとかポジティブが最強とか○○な自分でなければいけない!!
このような思考になっていると、とても危険な状態だといえます。
なぜなら、自分がネガティブな感情を感じたとしましょう。
これは良い事か悪い事か!?
...........
.......
....
..
.
さてどちらでしょうか?
実はどちらでもないんですね、どういう事かというと人間は誰しもポジティブな感情とネガティブな感情をどちらも持っているからです。
良いも悪いもありません。
わかりやすく説明すると物事に対して感情が動いたとします、中には全く感情が動かない人もいると思いますが、それは今回なしにします。
物事や出来事には全く意味はないのです、そして物事に意味付けをしているのは感情が動いた人が自分勝手に意味付けをしたことなのです。
もう一度繰り返します、物事に意味はありませんそれに意味付けをしているのは自分
ただそれだけです。
だからと言って、ルールを破ってこれは自分が感じたことだから!!
っていうのは良い可能性があるとは言いづらいですね....
ようは、自分がネガティブに感じていることに無理やり「ポジティブシンキング」で落ち込むなんて悪い事だから前向きにならなくてはいけない!!
自分の感情をペンチでグリグリねじ回してポジティブを感じなくてはって言っていること自体、とてもネガティブ思考ですよね。
ネガティブを感じてはいけなくはなくて、「今自分はネガティブなんだ!!」「そんな感情をなるべく感じないようにするにはどうすれば?」ってことに気づくことが大切なことなんです。
では、できる限りポジティブな感情を感じることができるか?
それは次の章で説明していきます。
2.感情のトライアド
2-1感情をデザインするには
では、感情をデザインする方法ですが三つの簡単なことからできています、一つ一つとても簡単にできるモノばかりです。
その三つとは
1)身体の使い方(フィジオロジー)
2)視点(フォーカス)
3)言葉の使いかた(ランゲージ)
です。
これを三角形で表してみますとこのように表すことができます。
では、簡単に1つずつ説明していきます。
2-2 身体の使い方(フィジオロジー)
人は感じてから行動に移すということを言いましたが逆に、行動をするから感じ方が変わるというのもあるのです。
行動することで感情が変化する
あるアメリカの実験でうつ病の人80%が改善した結果があります、そのときの方法とは背筋を伸ばして顔を上向きにして口角をあげる練習を1日10分間おこなった。
これだけです。
これを何日かおこなうだけで うつっぽい症状が治ったんです。
うつはうつむいているかうつなんだ!
と誰かが言っていたようないないような
私たちの感情は体の動きでも変わるんです。
背筋を伸ばし、上を向いて、作り笑いをしてみる
(朝出かける前に鏡の前でやると効果的です)
私は、通勤中に自家用車の中でやっています(隣に車がいるときにやるとおかしな目で見られますW)
試しにやってみてください!
きっと気持ちが上向きになります。
2-3視点(フォーカス)
これは、とても重要視していることなんですけど一言で言うと見方を変えるってことです。
人間はネガティブな物事が起こったとき、ネガティブな物事が起こりそうになったときにそのネガなところに考えが集中してしまうものです。
意味付けなどは一番良い例だと思います。
自分の成績が悪いとなれば勉強をいかに上手にしようか?どうやって勉強をすれば良いのか?を考えてしまうものです。
効率よい4ステップ学習法
ここで視点を変え 「ちょっと待てよ!そもそも人間って楽しいことは進んでやるよね。 という部分を考えてみて、どういう瞬間に自分が楽しいのかを 考えて、自分が楽しく勉強する手段を考えてみよう」 と考えたりたりします。
つまり、視点を変え違う方向から見ると同じ出来事でもまったく違う考え方が出てくるんです。
これは、私たちの気持ちも一緒で、視点を変え、見方を変えることができれば、 少し認識をしたら世の中悪いことだらけだと思っていてもいい可能性が発見できるんです。
そして、これを鍛えていくと今まで感じ取れなかったものが 感じ取れるようになったり、根本的な原因を見つけやすくなったりしますのでこれは繰り返しおこない習慣にしたいですね。
2-4 言葉の使いかた(ランゲージ)
よく聞きますよね・・ 言葉には力が宿っているんだと。
私たちは頭の中で言葉で考えますし、 何かを伝えるときも言葉を使い相手に伝えています。
そう言葉も1つの力なのです。
そして、今読んでるこの記事も言葉です。
だから、ネガティブな言葉は使わないほうがいいです。
ここで大切になってくるのが、自分に力を与えてくれる言葉を使うってことです。
例えば、「本当に僕はネガティブな人間だ・・・・」 って言葉を頭の中で呪文のように唱えている人は、どんどん その言葉に理由をどれだけでも付けるようになっていきます。
「俺は本当に駄目な人間なんだ・・・なぜなら・・」 とますます悪い方向にもっていく事になります。
「仕方ない・・」も一緒です。 仕方ないと言葉に出した瞬間に脳は仕方ないからあきらめようと考えます。
これを 「今の俺は駄目だと思っている・・」にすれば今だけになりますし「駄目だと思って いるけど、乗り越えてみせる!」になれば乗り越える力になったりするのです。
だから、言葉にはとてつもない力が宿っているのです。
マザーテレサの言葉に
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
マザーテレサは知っていたんですね、言葉に気を付ければ良い未来が見つかることを!!
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? 本当に簡単にまとめますと。
1)身体の使い方(フィジオロジー)=笑顔で上を向いて生活する
2)視点(フォーカス)=悪い物事にも良い可能性を見つける
3)言葉の使いかた(ランゲージ)=自分に力を与えてくれる言葉を使う
たったこれだけで、見違えるように良い感情を作ることができると思います。
これだけを意識して習慣にしていければ、良い感情で毎日過ごせるようになりますし、そして良い感情は自分のパフォーマンスを最大限にアップすることができるようになります。
ちなみに、習慣化するときには小さなことから少しづつ21日間かけてコツコツとおこなうことです、3週間後にはきっと違う未来が開けていることでしょう。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!